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2・166図 Vドライブ式油圧クラッチ
現象)がある場合、目視で確認し、軽度のものは手入れする。 スチールプレートのそり量・変形量及び摩擦板の変形量はスキミデージを使って定盤上で計測する。 スチールプレート、摩擦板の摩耗は、ノギスで厚さを測定し調査する。 スチールプレート、摩擦板のスプラインに摩耗欠損がある場合、摩耗の軽度のものは相手スプラインと噛合せ、バックラッシュ量を点検する。スプラインの歯の一部欠損はメーカと協議のうえ処置する。 ピストン、およびクラッチドラムの摺動面に強い当りやかき傷がある場合、相手側部品も調査しその原因となる部分を油砥石等で修正する。 Oリング、Vリングの変形、摩耗は2・167図に示すように、リングを溝内に入れ締代が十分あるか否かの確認を行うが、分解時は新品と交換する。 ![165-2.gif](../images/165-2.gif
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2・167図 シールリング
クラッチ油通路部のシールリングの摩耗は外周、側面の摩耗が滑らかな場合、シリンダ側に入れ、シールリング突合せ部のスキマを調査し判断する。面にカジリがある場合はシールリングを新品と交換する。 ピストン戻しバネのヘタリはノギスでスプリングの全長を測定し判断処置する。 (ロ)軸受
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